第13回 研究会の活動報告

【日時】 平成28年7月23日(土) 13:30〜16:50

【場所】 福井地域交流プラザ

【出席者】 尾形孔輝,小越咲子,小林志穂里,斉藤徹,白﨑久美,武澤友広,南部淳子,南保英孝,三浦靖一郎,山中康弘(計10名)

【活動報告】

研究会の前半では、昨年度の活動・会計報告を行いました。昨年度は、主にコミュニケーションに困り感のある中高生を対象とした就労支援準備教材「就コミュ!」(http://www.syucom.org/)を開発しました。今回の研究会では、「就コミュ!」の広報について話し合いました。そして、今後、この研究会で、取り組みたいことについて、話し合いました。

研究会の後半は、2つの新規プロジェクト、「特例子会社と高等専門学校との連携による就労支援プロジェクト」、「発達障害児者の個人特性に応じた教育支援システムの開発研究」について、話題提供していただきしました。

まず、三浦先生より、「特例子会社と高等専門学校との連携による就労支援プロジェクト」について話題提供していただきました。長期的な視野で、さまざまな特例子会社に高専生のインターンシップを受け入れていただくプロジェクトです。研究会では、インターンシップの受け入れにあたっての課題を議論しました。

そして、小越先生より、「発達障害児者の個人特性に応じた教育支援システムの開発研究」について話題提供していただきしました。発達障害児者の日々の行動をシステム上で記録しておくことで、振り返りが出来たり、行動の改善を促すシステムです。研究会では、話題提供を受けて、感想や課題について話し合いました。

さまざまな特例子会社に高専生をインターンシップを受け入れていただくことで、人の気持ちがわかる若者が育成できるようになると思いました。この取り組みは、特例子会社だけではなく、福祉機器の開発会社などでもインターンシップを受け入れるようになればと良いと思いました。


報告者:山中康弘