【日時】2006年11月8日(水)18:30-20:00
【場所】大阪証券取引所ビル3階 北浜フォーラム
【題目】製造現場での統計的手法の活用方法
【講師】清水 正男 氏(野洲セミコンダクター(株))
【概要】近年,生産現場のIT化も進み,多種多様なデータが簡単に,しかも大量に手に入るようになりました。しかしながら,それらのデータは,簡単なグラフとして見せる程度に留まっているが現状で,十分活用されているとは言いがたい状態です。これは,生産現場に数学,とりわけ統計学,に精通した技術者が不在であることが原因の1つだと考えます。今回の講演では,現場サイドの視点に立ち,データ解析に求めるものは何か。データ解析に入る前のデータの収集はどうあるべきか。現場の技術者はどのように数字(データ)と向き合う(活用する)必要があるのか。実際に行ってきた内容を紹介しながらお話いたします。生産現場には,データ解析の”ネタ”になるものが,たくさん埋もれています。今回の講演を機に,新たなデータ解析手法が提案され,より競争力のある生産現場になることを望んでいます。