2012年5月17日
日本設備管理学会
「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
主査 陳山 鵬(三重大学大学院 生物資源学研究科)
平成24年度
第1回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催のご案内
拝啓
時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.平素は当会に対しまして格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます.
さて,標記研究会を下記の要領にて開催いたします.つきましては,業務ご多忙中誠に恐縮に存じますが,是非ご出席賜りますようお願い申しあげます.なお,当日のご出欠につきましては,同封の出欠連絡票で5月17日(木)までにファクシミリもしくはE-mailにてお知らせ下さいますようお願い申し上げます.
敬具
記
1.
日時: 2012年5月23日(水)13時〜17時30分
2.
場所: 三重大学産学連携サテライト コラボ産学官プラザ
in TOKYO 5階セミナー室
〒134-0091東京都江戸川区船堀3-5-24 TEL 03-5696-9425 FAX03-3877-1207
※都営新宿線船堀駅から徒歩1分
三重大学産学連携サテライトURL(http://www.mie-u.ac.jp/yokkaichitokyo/tokyo/)
添付の地図をご覧下さい。また不明な点は以下までお尋ね下さい.
担当:独立行政法人 水産大学校 海洋機械工学科 太田博光, TEL 083-286-5111 EXT.275 E-mail: ohta@fish-u.ac.jp
担当:独立行政法人 水産大学校 海洋機械工学科 太田博光, TEL 083-286-5111 EXT.275 E-mail: ohta@fish-u.ac.jp
3.
議事
(1)
開会の挨拶
陳山鵬 氏 (三重大学大学院)
(2) 「長年蓄積した設備診断技術の電子資料(E-Library)の紹介」
豊田 利夫 氏 (日本診断工学研究所)
講演要旨:講演者である豊田利夫氏は長年,設備診断に関する研究,業務に
従事されており、産業界に多大な貢献を果たされています。また
大変貴重な文献、資料を作成,収集されています。今回,その文献,
資料を電子資料(E-Library)としてまとめ,研究会会員に公表い
たします。提供する文献分野は
従事されており、産業界に多大な貢献を果たされています。また
大変貴重な文献、資料を作成,収集されています。今回,その文献,
資料を電子資料(E-Library)としてまとめ,研究会会員に公表い
たします。提供する文献分野は
[1] 設備保全に関する文献
[2] 信頼性工学に関する文献
[3] 予知保全CBMに関する文献
[4] 設備診断に関する文献
から〜(30)設備診断関連企業資料まで約30分野の電子資料となり,
各分野の文献数は約300,分野数は30にのぼり文献総数=30x300
=9000文献となります。本研究会の会員諸氏が電子図書(E-Library)
として保管いただき,有効に活用頂ければ幸甚にお思います。
各分野の文献数は約300,分野数は30にのぼり文献総数=30x300
=9000文献となります。本研究会の会員諸氏が電子図書(E-Library)
として保管いただき,有効に活用頂ければ幸甚にお思います。
(3) 休 憩
(4) 「回転機械構造異常の精密診断について」
陳山 鵬 氏 (三重大学大学院)
講演要旨:本講演では、回転機械構造系異常の検出・診断に関する最新の研究
成果として、生信号と包絡線のスペクトルにより異常種類を総合的に識別
する方法、および信号融合と主成分分析法を用いた精密診断法を紹介し、
その有効性を検証した実例を示す。
成果として、生信号と包絡線のスペクトルにより異常種類を総合的に識別
する方法、および信号融合と主成分分析法を用いた精密診断法を紹介し、
その有効性を検証した実例を示す。
(5) 「(株)高田工業所の回転機械診断・予知保全・最適整備への取組み」
劉 信芳氏 ((株)高田工業所 技術部)
講演要旨:お客様から「選ばれる」、「頼りにされる」、「安心して任せられる」
屈強なパートナー企業をめざすために、回転機械メンテナンスサー
ビス全般にわたり、従来から有する保全技術に加え、①診断技術の
研究・開発および現場展開、②整備技術・施工法の確立および施工
事例、③お客様と一体となった予知保全・計画保全システム構築実績、
④メンテナンス技術・技能伝承への取組みについて紹介する。
(6) 休 憩
(7)
「レシプロ型圧縮機クロスヘッド-シリンダ系の動的挙動に関する研究」
森 圭史 氏 ( (株)トクヤマ 設備管理部)
講演要旨:石油精製プラントや石油化学プラントでは、水素のような低分子量ガス
を高圧まで効率よく圧縮することができるレシプロ型圧縮機が広く使用さ
れている。しかし、近年、ピストンロッドとクロスヘッドの接合部のダブルナ
ットの緩みの問題や摺動部のクリアランスの問題などが原因と考えられる
予想外の破損が発生する場合がある。そこで、原因追求を行う為に、数値
を高圧まで効率よく圧縮することができるレシプロ型圧縮機が広く使用さ
れている。しかし、近年、ピストンロッドとクロスヘッドの接合部のダブルナ
ットの緩みの問題や摺動部のクリアランスの問題などが原因と考えられる
予想外の破損が発生する場合がある。そこで、原因追求を行う為に、数値
シミュレーションを中心に動的挙動に関する研究を行っている。それについ
て、紹介する。
(8) 「Q&A」
御担当 宮崎 修治 氏
(三菱化学(株))
(9)
休 憩
(10)
「船舶のメンテナンスに関わる潤滑状態評価技術」
太田 博光 氏 ((独)水産大学校)
講演要旨:小型漁船機関はコスト的にもマンパワー的にもメンテナンスが行き
届いておらず、他の船舶と比較し損傷発生件数が多いことが知られ
ている。損傷や性能低下の要因は潤滑油の性状や汚染・摩耗状態
に依存していると考えられているため本研究では漁船機関を対象と
した潤滑状態の評価に関わる状態監視法に取組んでおり,その一
例を御紹介する。
(11) 「技術交流・新年度の計画 」
陳山 鵬 氏 (三重大学大学院)
(12)
閉会の挨拶
陳山 鵬 氏 (三重大学大学院)
以 上
*翌日5月24日(木)は日本設備管理学会春季研究発表大会(場所:東京都渋谷区渋谷4-4-25青山学院大学総合研究所ビル)が開催されます。お時間がございましたら併せてご参加の程お願いいたします。
豊田顧問によるE-Libraryの紹介