2014年 1月 20日
日本設備管理学会 会員各位
一般社団法人日本設備管理学会
「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
主査 陳山 鵬(三重大学大学院生物資源学研究科)
平成25年度
第4回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催のご案内
拝啓
時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.平素は当会に対しまして格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます.
さて,標記研究会を下記の要領にて開催いたします.つきましては,業務ご多忙中誠に恐縮に存じますが,是非ご出席賜りますようお願い申しあげます.
当日の御出欠につきましては,同封の出欠連絡票を記入されFAX 083-286-7433(幹事 水産大 太田
宛て),もしくはE-mail:ohta@fish-u.ac.jpへ2月15日(土)までにお知らせ下さいますようお願い申し上げます.
敬具
記
1.
日時:2014年 2月 21日 (金) 13時30分〜17時20分
2.
場所: 西日本総合展示場新館(AIMビル3F) 312号室
(〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8番1号)
(〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8番1号)
懇親会:
フラミンゴカフェ (AIMビル2F) 17時30から,会費3000円
3.
アクセス 添付の地図を御覧ください
申込&問合せ担当:(独)水産大学校海洋機械工学科
太田博光(研究会副主査・幹事),TEL 083-286-5111 EXT.275,
FAX 083-286-7433 E-mail: ohta@fish-u.ac.jp
FAX 083-286-7433 E-mail: ohta@fish-u.ac.jp
4.
議事:集合時間:13時20分 開始時刻:13時30分
(1) 開会の挨拶
陳山 鵬 (三重大学大学院 研究会主査)
(2)「振動解析による電動機駆動系の診断技術の紹介」
講演者:豊田 利夫 氏 (日本診断工学研究所)
講演要旨:前半で産業用電動機の劣化の種類と発生原因を紹介し、後半で
振動測定解析による最新の診断技術を紹介する。
(3)休 憩
(4) 「2013年度設備保全・診断技術に関する研究活動・成果報告」
講演者:
陳山 鵬 氏 (三重大学大学院 生物資源学研究科)
講演要旨:
三重大学大学院陳山研究室では、2013年度にも設備保全・診断技術に関する基礎
・応用研究を精力的に行い,また,数社の企業と共同研究も行っている。本講演ではこの
一年間の研究活動の内容・成果について報告する。
(5) 「ケプストラム解析法による滑り軸受ラビング異常早期検出技術」
講演者:徳茂 廣太郎 氏 (旭化成エンジニアリング株式会社 プラントライフ事業部)
講演要旨:滑り軸受は油膜により非接触状態で回転しているが、施工不良や異常振動が原因で
ラビング (接触)が発生し、損傷に至ることがある。このラビング現象を軽微な段階で検出
することで、滑り軸受の損傷を未然に防ぐことができる。従来のすべり軸受の診断技術で
は検出困難であった早期異常検出を、ケプストラム解析法を用いることで軽微なラビング
現象を感度良く検出することを実証した。
ラビング (接触)が発生し、損傷に至ることがある。このラビング現象を軽微な段階で検出
することで、滑り軸受の損傷を未然に防ぐことができる。従来のすべり軸受の診断技術で
は検出困難であった早期異常検出を、ケプストラム解析法を用いることで軽微なラビング
現象を感度良く検出することを実証した。
(6) 休 憩
(7) 「回転機械診断・整備技術の高度化と現場実用化」
講演者:劉 信芳 氏 ((株)高田工業所 技術本部)
講演要旨:回転機械診断・予知保全のために、携帯型振動診断器を主として、状態管理を行うが、
低速回転機械、構造複雑な回転機械などの状態診断と異常原因解析は携帯型振動診断器
だけで対応できないため、多機能計測・解析システム、複合センシングと解析技術、電流情報
量診断解析システムなど高度な診断・解析技術を開発・蓄積し、現場実用化を行っており、異常
多発回転機械の異常原因解明と高経年化回転機械の劣化調査に寄与している。また、フィール
低速回転機械、構造複雑な回転機械などの状態診断と異常原因解析は携帯型振動診断器
だけで対応できないため、多機能計測・解析システム、複合センシングと解析技術、電流情報
量診断解析システムなど高度な診断・解析技術を開発・蓄積し、現場実用化を行っており、異常
多発回転機械の異常原因解明と高経年化回転機械の劣化調査に寄与している。また、フィール
ドバランシング、レーザ芯出しなど高度な施工技術を確立・蓄積し 、原因系から回転機械の異常
を完全に修復し、トラブルの再発防止と高経年化設備の延命化に貢献している。
を完全に修復し、トラブルの再発防止と高経年化設備の延命化に貢献している。
(8) 「パラボラ集音マイクと合成波形分離法による複数動機器の高効率状態監視手法」
講演者:太田 博光 氏 ((独)水産大学校 海洋機械工学科)
講演要旨:特定の方向に対して集音効果の優れた単一のパラボラ集音マイクロホンの特性と合成
波形分離手法を適用し,複数の動機器に対して高効率な状態監視手法を提案している。
パラボラ集音マイクロホンで得られた周波数領域の駆動周波数成分の強度差から状態監
視対象設備のみから発生する駆動音の同定を行った後,合成波形を分離する信号処理手
法を適用することで状態監視対象のみの駆動周波数成分の時系列データを得ることができ
る。本手法により複数の動的設備の合成波形から状態監視対象のみの波形を簡便に分離
講演要旨:特定の方向に対して集音効果の優れた単一のパラボラ集音マイクロホンの特性と合成
波形分離手法を適用し,複数の動機器に対して高効率な状態監視手法を提案している。
パラボラ集音マイクロホンで得られた周波数領域の駆動周波数成分の強度差から状態監
視対象設備のみから発生する駆動音の同定を行った後,合成波形を分離する信号処理手
法を適用することで状態監視対象のみの駆動周波数成分の時系列データを得ることができ
る。本手法により複数の動的設備の合成波形から状態監視対象のみの波形を簡便に分離
し,抽出が可能となることで,高効率な状態監視・診断が実現できる。
(9) 来年度の計画,閉会の挨拶
陳山 鵬 (三重大学大学院 研究会主査)
以上
懇親会 フラミンゴカフェ (AIMビル2F) 17時30から
陳山 主査挨拶 豊田先生 御講演 徳茂様 御講演 劉 様 御講演
陳山 主査挨拶 豊田先生 御講演 徳茂様 御講演 劉 様 御講演