平成25年度 第1回 最新設備診断技術の実用性に関する研究会

 

          日本設備管理学会
「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
  主査 陳山 鵬(三重大学大学院 生物資源学研究科)
 
平成25年度 第1回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催のご案内      
 
 
拝啓
  時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.平素は当会に対しまして格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます.
さて,標記研究会を下記の要領にて開催いたします.つきましては,業務ご多忙中誠に恐縮に存じますが,是非ご出席賜りますようお願い申しあげます.なお,当日のご出欠につきましては,同封の出欠連絡票で5月29日(水)までにファクシミリもしくはE-mailにてお知らせ下さいますようお願い申し上げます.
敬具
 
1.        日時: 201365(水)13時〜1730
 
2.        場所: 三重大学産学連携サテライト コラボ産学官プラザ in TOKYO 5階セミナー室
     〒134-0091東京都江戸川区船堀3-5-24 TEL 03-5696-9425 FAX03-3877-1207
             ※都営新宿線船堀駅から徒歩1分
    三重大学産学連携サテライトURL(http://www.mie-u.ac.jp/yokkaichitokyo/tokyo/)
不明な点は以下までお尋ね下さい.
研究会幹事:独立行政法人 水産大学校 海洋機械工学科 太田博光, TEL 083-286-5111    

EXT.275   E-mail: ohta@fish-u.ac.jp

             研究会開催案内ダウンロード

 

3. 議事
(1) 開会の挨拶                                                         13:00〜13:10
   陳山鵬 氏 (三重大学大学院)
 
(2) 電流徴候解析MCSAによる電動機駆動系の診断技術の紹介                    13:10〜14:10
      豊田 利夫 氏 (日本診断工学研究所)
     講演要旨:本講演では「電流徴候解析MCSA(Motor Current Signature Analysis)による電動機駆動系の診断技術」を紹介します。本技術はもともと日本発(八幡製鉄所)の電動機駆動系の診断技術ですが、現在は欧米をはじめアジア諸国での生産プラントで有効に実用中です。最初に本手法MCSAによる電動機本体の診断技術を紹介し、後半は被駆動系の機械設備、つまりポンプ、歯車、軸受などの診断技術を紹介します。
 
(3) 休 憩                                                             14:10〜14:20


(4) 排水機場設備の状態監視保全技術に関わる現状と課題」                        14:20〜15:20
 上野 仁士 氏 (独立行政法人土木研究所 技術推進本部先端技術チーム)
                  講演要旨:洪水被害防止を目的として設置されている排水機場設備は、平時は停止しているが 
               降雨時には 確実な稼働が要求されている。これらの設備の維持管理費の抑制と信頼 
                            性の向上のため、状態監視保全の導入が検討されているが、待機系であり低回転機械
               である排水機場ではその適用性が未知数である。そこで、土木研究所で実施している、
               排水機場への状態監視保全技術の適用性と評価手法の研究の現状と問題点について
               概説する。
 
(5) 休 憩                                                              15:20〜15:30
 
(6) 設備簡易診断用ソフトウェアと点検情報管理用データベースの構築法に関する研究」                                                  陳山鵬 氏 (三重大学大学院)              15:30〜16:00
  講演要旨:本研究では、生産現場で活用できる設備簡易診断用ソフトウェアおよび点検情報管理
               用データベースの構築法を確立することを目的とする。本講演では、設備簡易診断用ソフ
               トウェアおよび点検情報管理用データベースを構築するための基本的なコンセプト につい
                           て紹介し、その応用例をとして、構築したプロトタイプによるポンプの状態・効率の診断・傾
               向管理について報告する。
 
(7) 誘引ファン異常振動原因調査および制振対策」                                 16:00〜16:30
           馮 芳 氏 ((株)高田工業所 技術本部 技術部)
講演要旨:誘引ファンの定修工事と吸い込み配管・吐出し配管のフレキシブル配管の改造工事を行った後、誘引ファン試運転時に激しい振動が発生した。この異常振動の発生原因を精密解析で調査した上で、制振対策を立案し、制振対策工事を実施した結果、振動が大幅に下がり、誘引ファンが運転できるようになった。
 
(8) 休 憩                                                       16:30〜16:40
 

      (9) 「Q&A」                                                          16:40〜17:10                  
      御担当 宮崎 修治 氏 (三菱化学(株))
  
(10) 技術交流・新年度の計画 」                                              17:10〜17:30
      陳山 鵬 氏 (三重大学大学院)
 
(11) 閉会の挨拶
      陳山 鵬 氏 (三重大学大学院)
 
                                           以 上
 
        第1回 研究会 豊田利夫氏による講演
 
*翌日6月6日(木)は日本設備管理学会春季研究発表大会(場所:東京都渋谷区渋谷4-4-25青山学院大学総合研究所ビル)が開催されます。
当日,当研究会が企画いたしましたOS「設備保全・診断技術」(15:00から4件講演予定)を開催いたします。
お時間がございましたら併せてご参加の程お願いいたします。
 
15:00〜16:20
A-1  設備保全・診断技術
オーガナイザー:陳山 鵬(三重大学)・太田博光(水産大学校)
 
A-1.1 レシプロ式機械設備の潤滑油に関わる状態監視技術の高精度化
太田博光(水産大学校),川畑雅彦(トライボテックス),塩田真太郎(山九)
A-1.2 衝撃振動を伴う低速回転機械診断法に関する研究(第1報) 
−チェーン伝動装置を有する低速回転機械の振動特徴解明−
陳山 鵬,齋藤響一(三重大学),宮崎修治(三菱化学),森 圭史(トクヤマ)
A-1.3 ベイジアンネットワークによる設備診断法 ―回転機械構造系異常診断への適用―
江 海洋,薛 紅涛,陳山 鵬(三重大学)
A-1.4 高経年化送風機の予知保全と最適整備対策
劉 信芳,谷口祐太,馮 芳,立石健太郎(高田工業所)