第8回 研究会の活動報告

【日時】 平成27425日(土) 13301630


【場所】 福井地域交流プラザ 


【出席者】 小越咲子,小越康宏近藤周吾,白崎久美武澤友広,告吉悠南保英孝,野村昌宏,丸山正男三浦靖一郎,三橋美典,山中康弘吉岡隆,吉田健吾,見学者1名(計15名)


【活動報告】


今回は昨年度の活動の総括を行った上で、今年度の活動計画について話し合いました。本研究会は3年を目途にメンバーの協働作業の成果物を出すことを目標に活動を展開してきました。そして、その成果物として①昨年、オムロン京都太陽と徳山工業高等専門学校との連携により実現した「ユニバーサルデザインマインドを育むインターンシップ」(/?p=199)に関する実践報告論文、②コミュニケーションに困り感のある中高生を対象とした就労支援準備教材、の2つを作成することを目標として設定しました。


研究会の後半は、上記?の就労支援準備教材の素材作成を行いました。具体的には、参加メンバーがそれぞれの現場で見聞きした「職場における他者を尊重していない言葉づかい」について、ブレインストーミングを行いました。日本経済団体連合会の実施している調査(https://www.keidanren.or.jp/policy/2014/080.html)によると、新卒採用において採用選考時に最も重視される要素は「コミュニケーション能力」であることが示されていますが、学校生活においてコミュニケーションスキルを体系的に学ぶ機会は限られており、不足している学びを補うことができるツールがあれば、コミュニケーションに困り感のある人たちの支援につながると考えました。今年度の活動の中心はこの就労支援準備教材を開発することになります。


報告者:武澤友広