第23回 研究会の活動報告

【日時】 令和2年5月23日(土) 10:00〜12:00

【方法】 WEB会議

【出席者】 小越咲子,小越康宏,白﨑久美,武澤友広,中井昭夫,南部淳子,南保英孝,丸山正男,山中康弘(計9名)

【活動報告】

 
コロナウィルス感染防止のため,web会議システムを用いて研究会を開催しました。主に次期プロジェクトの企画について意見交換を行いました。議論の中心になったのは,発達障害者の就労支援に関するノウハウを共有するためのデータベースの開発についてでした。
 
実践知を共有するためのプラットフォームの構築に当たって,まず必要なのは支援ノウハウに関するデータ(どういう困りごと・課題に対してどういう対処を実施したらどのような結果になったのか)の蓄積です。しかし,個人情報の保護を確保してデータを収集するためにはデータの入力フォーマットを工夫する必要があります。支援対象者が特定されないようにするのはもちろんのこと,事例提供者も特定できないようにするために,どのようなフォーマットが望ましいか等について意見が交わされました。また,ノウハウの収集の機会として,事例検討のワークショップを開催するというアイディアも出ました。
 
今後は上記のアイディアを実現するためにより具体的な議論を重ねていきたいと思います。
 
報告者:武澤友広