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令和6年度 第2回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」& 設備保全・診断に関するセミナー 開催のご案内  

日本設備管理学会「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」

本研究会の目的:
最新の設備保全・診断技術を生産現場に導入し,重大な設備事故の未然防止,製品の品質向上,設備保全コストの最適化を実現

本研究会の特長:
・最新の設備診断技術の提案,実際に適用する状態監視技術についても研究
・現場で遭遇する様々な設備保全・診断の課題に関する解決方法の検討
・新入社員教育やお互いに学び合うために、現場の設備管理・保全・診断の経験が豊富な技術者、およ び大学の専門家が担当する「設備保全・診断に関するセミナー」をシリーズで実施。
令和6年度の実施内容:
  第1回(2024.8.28に実施):回転機械の体験型教育セミナー(固有振動数、共振、危険速度を体験
               しよう)
  第2回:設備トラブル発生時、みなさんはどうしますか?【その1】
  第3回:設備トラブル発生時、みなさんはどうしますか?【その2】
・ICT,IoT,AI技術を設備管理・設備診断技術と融合することで企業のDX化推進
・設備管理技術者・大学研究者の風通しの良い交流,情報交換の場を提供
                                       参加者募集!

研究会役員&連絡先
顧問:陳山 鵬(三重大学 特任教授・名誉教授)
主査:太田博光(水産大学校 海洋機械工学科/研究科 教授)E-mail:ohta@fish-u.ac.jp
副査:里永憲昭(崇城大学 工学部 機械工学科 教授)
副査:森 圭史(株式会社トクヤマ エンジニアリングセンター設備管理Gr設備診断T主幹)
幹事:椎木友朗(水産大学校 海洋機械工学科/研究科 講師) E-mail: shiigi@fish-u.ac.jp

以下、開催案内。

2024年10月 23日
日本設備管理学会
「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
メンバー 各位
                         日本設備管理学会
                        「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
                       主査  太田 博光(水産大学校 海洋機械工学科)

      令和6年度 第2回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」
      & 設備保全・診断に関するセミナー 開催のご案内    
  

拝啓

時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.平素は当会に対しまして格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます.
さて,標記研究会およびセミナーを下記の要領にて開催いたします.つきましては,業務ご多忙中誠に恐縮に存じますが,是非ご出席賜りますようお願い申しあげます.なお,当日のご出欠につきましては,同封の出欠連絡票で11月28日(木)までにE-mailにてお知らせ下さいますようお願い申し上げます.                                         敬具

  1. 日時: 2024年12月4日(水)13時30分~17時00分
    ※第22回 評価・診断に関するシンポの翌日
       ※研究会後、技術懇親会を行います
  2. 場所: 公益財団法人 堺市産業振興センター セミナー室2
         大阪府堺市北区長曽根町183-5
         URL(https://www.sakai-ipc.jp/about/access.html)
    添付の地図をご覧下さい. また不明な点は以下までお尋ね下さい.
    研究会幹事:国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 海洋機械工学科
    椎木友朗, TEL: 083-227-3903 FAX: 083-286-7433学科共通 E-mail: shiigi@fish-u.ac.jp
       *参加申込み書は最下段の開催案内に添付しています。ダウンロードをお願いいたします。
  3. 議事

(1) 開会の挨拶                                 13:30~13:35
  太田 博光 氏 (水産大学校 海洋機械工学科/水産学研究科)

(2) 「現代回転機械診断技術便覧 ―回転機械診断技術編―」の編集・出版に向けて」         
13:35~14:05
     講演者:陳山 鵬 氏 (三重大学)
     概要: 前回の研究会で「(新版)設備保全・診断便覧」(仮)の編集・出版に向けて検討した結果、「現代設備診断技術便覧」をアジャイル型の著作で執筆することが決まりましたので、「現代設備診断技術便覧 ―回転機械診断技術編―」の詳細な内容(概要、振動診断技術、電流診断技術、音響診断技術、AE診断技術、油分析技術、余寿命予測技術、AIを活かした診断技術)と各章の書き方について提案して、出席の皆様と確認・検討します。

(3) 「マルチコプター型機械診断ロボットによる高騒音環境下の高精度診断」 14:05~14:35
 講演者:太田 博光 氏 (水産大学校 海洋機械工学科/水産学研究科)
概要:生産年齢人口減少に対応したマルチコプター型機械診断ロボットの開発を実施している。当ロボットは非接触式の音響診断方式であるため装着されたプロペラブレードより発生する空力騒音がSN比を低下させる主要因である。当ロボットの備えている信号処理法により空力騒音を低減させ,微小な転がり軸受の損傷信号のみを抽出し,高精度な診断を実現していることを解説する。

(4) 「ドローンによる最新検査技術とその他最新リークソリューションの紹介」 14:35~14:55
 講演者:大土井 康太郎 氏、城之園 豊 氏 (西華産業株式会社)
概要:費用と工期を大幅に削減できるドローンによる目視やUT検査の実例、また、3Dモデル作成や設備洗浄等の最新の取り組みをご紹介します。また、アンモニア、水素をターゲットとしたガスリーク対策の最新ソリューションについても紹介させて頂きます。

(5) 休 憩                                 14:55~15:10

(6) 「設備保全・診断に関するセミナー」 
第2回:設備トラブル発生時どうする?  
          
15:10~16:50
      講演者:三笘 哲郎 氏 (三井化学 生産・技術本部)
概要: 設備保全は、機械力学や振動工学、材料力学、等 様々な学問の集合体である。しかし、個々の学問を教える場はあっても、総合的に保全を教える場は殆ど無い。こうした中で、若手保全担当者は、OJTを中心に技術・知見・経験を深めているが、昨今ではトラブルも昔に比べ減少し、トラブル経験はベテランの方に比べ、非常に少ないのではないかと思われる。今回、当セミナーでは、設備トラブルが発生した時に、どのような対応をしていけば良いかを体系的に解説する。

(7) 次回の打ち合わせと閉会の挨拶                          16:50~17:00
      太田 博光 氏 (水産大学校 海洋機械工学科/水産学研究科)

 研究会終了後、17時30分ごろから、技術懇親会を行います。
 会費は3000円を予定しています。

                                           以 上