第12回 研究会の活動報告

【日時】 平成28111日(月) 10001400


【場所】 オフィス東京 


【出席者】 伊津見一彦,榎本容子,小越咲子,小越康宏,近藤周吾,武澤友広,南部淳子,南保英孝,三浦靖一郎,山中康弘吉田健吾(計11名)


【活動報告】


 今回は就労準備支援教材として開発中の『就コミュ!』の進捗状況の共有と広報活動の計画について打ち合わせを行いました。現在の『就コミュ!』の限界の一つは、教材で出題するクイズのコミュニケーション場面の数が限られていることです。そのためにコミュニケーションの多様性を教材の中で扱うことができていないのでは、という意見がありました。これを乗り越える方策のひとつとして提案されたのが、ユーザーがコミュニケーションに関する実体験に基づき、クイズを自作できる機能です。さらに、ユーザーが作成したクイズを収集して、これをユーザー間で共有できる仕組みをつくれば、職場でのコミュニケーションに関する知識がつまったデータベースをつくることができます。この仕組みは今年度完成予定の『就コミュ!』には実装が間に合いませんが、近い将来に実装したい機能の一つです。


 この他、クイズにおいてユーザーが選択した回答に対するフィードバックをどのようなタイミングで、どのように提示すべきか、等、教材の内容の微調整に関する議論がありました。また、利用規約に関する議論や広報活動に使用するチラシのデザイン・内容の検討も行いました。


 『就コミュ!』に関するご案内は、研究会のホームページでも行う予定です。至らない点も数々あるかと思いますが、このコンテンツがコミュニケーションに困り感のある人が自分と向き合うとっかかりのひとつになれば、うれしいです。


 


報告者: 武澤友広