平成21年度
第4回「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催のご案内
— 合宿形式の研究会 —
拝啓
時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.平素は当会に対しまして格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます.
さて,標記研究会を下記の要領にて開催いたします.つきましては,業務ご多忙中誠に恐縮に存じますが,是非ご出席賜
りますようお願い申しあげます.なお,当日のご出欠につきましては,同封の出欠連絡票で2月10日(水)までにFAX0832
-86-7433もしくはE-mail:ohta@fish-u.ac.jpまで
お知らせ下さいますようお願い申し上げます.
敬具
記
1. 日時:2010年2月19日(金)13時30分–17時00分,
18時30分– 懇親会
2日20日 (土)
9時00分–11時20分
2. 場所:国民宿舎 マリンテラスあしや 3F 多目的ホール
〒807-0141福岡県遠賀軍芦屋町山鹿1588 TEL 093-223-1081
FAX093-222-0399
3. アクセス 添付の地図を御覧ください ( http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/31978/31978.html )
担当:(独)水産大学校 海洋機械工学科 幹事 太田博光, TEL 083-286-5111 EXT.275
E-mail: ohta@fish-u.ac.jp
研究会開催案内ダウンロード
4. 議事:2月19日(金)
集合時間:13時
(1) 開会の挨拶
13:30–13:40
陳山 鵬 (三重大学大学院)
(2) 「 調整中 」
13:40–14:40
豊田 利夫 (日本診断工学研究所)
(3) 休 憩
14:40–14:50
(4)「レシプロ機関に適した状態監視技術の高精度化手法について」
14:50–15:20
太田 博光 (水産大学校)
講演要旨:構造が複雑なレシプロエンジンの状態監視ではノイズ源の数が飛躍的に
多くなるため対象設備に関連する信号成分のみを効率的に抽出するSN比
向上手法が重要となる。ここでは得られた振動音響信号から高精度な設備
診断を行う手法について述べる。
(5)「設備診断技術に関する2009年度の研究活動・内容・成果報告」
15:20–15:50
陳山 鵬 (三重大学大学院)
講演要旨:三重大学大学院陳山研究室では、2009年度にも設備診断技術に関する
基礎・応用研究を精力的に行い、また、数社の企業との共同研究も検討・開始
しており、さらに「産業・インフラ施設安全技術研究センター」も三重大学内に
設立した。本講演はこの一年間の研究活動・内容・成果について報告する。
(6) 休 憩
15:50–16:00
(7) Q and A
16:00–16:40
担当:和田
和実 (新日本製鐵(株) 技術開発本部)
(8) 技術交流, 次年度の計画等 16:40–17:00
入浴後 懇親会 18:30–
2月 20日(土) 自由時間 朝食後 集合時間:8時50分
(9) 「大型減速機のメンテナンスについて」 9:00–9:30
花口 正典 (旭化成ケミカルズ(株)水島製造所)
講演要旨: 石油化学における樹脂系プラントにおいては、大型減速機(1000Kw以上)が
使用されている。この設備のメンテナンスにおける、過去のメンテ事例や、軸受
寿命の算定事例について紹介する。内容は、[1] 軸受の寿命算定を、設計時は
定格荷重で行うが、現実的には、生産品種等により、負荷(荷重)が変動するため、
実負荷ベースにて軸受寿命を算定し、分解整備周期(軸受交換周期)を決定した
事例の紹介。[2] 大型減速機の構造より、過去の問題点等を数点挙げ、検査ポイ
ントや補修方法についての事例を紹介。
(10)「ターボ型圧縮機軸振動増加原因検討」
9:30–10:00
和田 直也 (三菱化学株式会社 黒崎事業所)
講演要旨:当社のターボ型コンプレッサーの軸振動が2005年辺りから年々増加傾向にあった。
この振動は2008年8月には約70μmppまで上昇し許容振動値に近い値となった為、
常設の軸振動計にて振動解析を行い、振動低下措置を検討したので、報告する。
(11) 休 憩 10:00–10:10
(12)「排水処理系最終沈殿池における余剰汚泥レベル計の開発」
10:10–10:40
里永 憲昭 (昭和電工株式会社 大分コンビナート)
講演要旨:製造所等において発生する様々な種類の排水は微生物分解にて処理し、最終
沈殿池で汚泥を沈殿させ処理水を放流しているのが一般的である。しかし、排水中
の汚泥レベルの観測は密度差が小さくまた組成により微妙に変化することから連続
的に観測することは難しいとされてきた。このたび、適正な周波数帯を選定すること
により汚泥レベルを連続的に観測できる超音波式レベル計を開発した。さらに、安定
操業の目的で計装システムと連動させることにより余剰汚泥自動抜出処理システム
を確立した。
(13) 「調整中」
10:40–11:10
迫 孝司 (旭化成ケミカルズ(株) 水島製造所)
講演要旨:
(14) 閉会の挨拶
11:10–11:20
陳山 鵬 (三重大学大学院)
以上